読書メモ

本買い

昨日今日と、帰りに本屋に寄っては、何か買ってきている。

昨日は、「英語舌のつくり方」(研究社)、「NHK新ドイツ語入門」(NHK出版)、
今日は、「部分と全体」(みすず書房)

「英語舌」は、今度の日曜の英検二次試験の対策のつもり、「ドイツ語入門」はそれに対する妙な逃げが入ったらしい。

火星人とドイツの女の子のお話に沿って、ドイツ語の文法などを説明している内容で、CD2枚付き。
ざっと日本語訳を眺めたところ、日本に行くつもりで間違えてドイツに来た火星人が(でも、「ここはどこ?」みたいな会話をしている時点で、既にドイツ語を話している)UFOが墜落した家に居候して、色々やって、最後は火星に帰る、というお話らしい。
男性名詞、女性名詞、不定冠詞・・・・・・そういえばそんなのもあったなぁと十年前に学校で習ったはずだけど全然身に付かなかったドイツ語の授業を思い出してみる。

「部分と全体」は、この間図書館で借りた「量子力学の冒険」で紹介されていて読んでみたくなったので。ドイツの物理学者、ハイゼンベルグの自伝。

増補新装版 学芸員のひとりごと 昨今美術館事情

増田洋著、芸艸堂、1997年刊

石橋博物館、大阪市立美術館、兵庫県立近代美術館の学芸員を勤めた著者が美術雑誌「日本美術工芸」(日本美術工芸社)に連載したコラムをまとめたもの。

・37年間の学芸員生活のはじまりについて
・美術館が抱える問題など
・館数の急増、公立美術館の人事、学芸員の育成、財政問題、日本の美術団体
・美術館の建築デザイン、文化財修復者の育成、火災に対する消化法
・展示室以外の施設、遺品の寄贈、地域の美術コンクール、
・津山科学教育博物館(岡山県)、野外彫刻、美術館の形態
・画廊、日本の美術界の構造、日展、真贋、学説と報道、作品購入
・美術用語の不統一、公募、山村コレクション
・美術と法律(関税定率法二十一条、著作権法、二次著作物の問題、サイン、公表権、同一性保持権)

著者が兵庫県立近代美術館の学芸員、次長、参与を勤めた人物で、掲載されている作品の写真も同美術館の常設展や街中で現物を見たことがあるものも多く、それらの作品に関するエピソードも収録されていて興味深かった。

この本を刊行した芸艸堂のサイトを探して見てみたら、「日本で唯一の木版本の出版社」とあった。
木版本は10冊とか15冊とかのセット販売なこともあって、結構いいお値段だけど、サイトに掲載されている図版がきれいで、ちょっと興味わいた。美術館のライブラリコーナーに置いてないかな。

史上最大の発明 アルゴリズム 現代社会を造りあげた根本原理

デイヴィッド・バーリンスキ 林大訳、早川書房、2001年刊

A5版ハードカバー、厚さ33mm。

意地になって一通り目を通したけれど、内容がさっぱり理解できなかったので、とりあえず文中に出てきた数学者、論理学者等の名前をメモしておく。

アイザック・ニュートン、チェルスタフィールド、ゴッドフリート・ライプニッツ、クリト・ゲーデル、アロンゾ・チャーチ、モリス・ラフェル・コーエン、エミル・ポスト、A・M・テューリング、ゴットローブ・フレーゲ、バートランド・ラッセル、ダーヴィット・ヒルベルト、アンドリュー・ワイルズ、アリストテレス、アルバート・マイケルソン、エドワード・モーリー、アルバート・アインシュタイン、ジュゼッペ・ペアノ、ゴットローブ・フレーゲ、ゲオルグ・カントル、レオポルト・クロネッカー、ライツェン・ブラウエル、エルンスト・ツェルメロ、アブラハム・フレンケル、アルフレッド・ノース・ホワイトヘッド、イマヌエル・カント、クルト・ゲーデル、ジュール・リシャール、ジョン・フォン・ノイマン、オスカー・モルゲンシュテルン、スティーブン・クリーネ・J・B・ロッサー、アルフレッド・タルスキー、クロード・シャノン、マーヴィット・ミンスキー、シーモア・パパート、スティーヴン・ワインバーグ、ウィリアム・ベイリー、リチャード・ドーキンス、アンドレイ・コルモゴロフ、グレゴリー・チェイティン、ロジャー・ペンローズ

次はもうちょっと分かりやすい数学史の本でも借りてこようと思った。

出る杭も5億稼げば打たれない!カリスマ添乗員が教える売り上げ5倍戦術

平田進也著、小学館、2004刊

A5版ソフトカバー。
掲載写真が27枚。内、女装写真が14枚なので、女装率52%と計算。

たまに朝の情報番組「おはよう朝日です」の旅行案内コーナーに出ている日本旅行の添乗員のヒラタさんの本。
著者紹介欄に「ファンクラブの会員は一万人に迫る勢いで……云々」という一文あり。
ファンクラブまであったのか。

目次の大文字だけ拾うと、「いま、あなたは何をすべきか?」「売れるためのコツ、売れる商品を作るコツ」「お客様の心をつかむ仕事術」「他人の言葉に耳を傾ける」、と、なんかいかにもよくあるビジネス書という感じ。
内容は、「ヒラタさん成功物語」。体験談とノウハウ……って、書き手の個性が強すぎて、簡単に真似できるようなものでもないような。
面白かったけど、明日から自分の仕事に生かしていこうと思ったとか、そういう感じではない。

アマチュアはイラクに入るな プロのNGOが紛争地でやっていること

吉田鈴香著、亜紀書房、2004刊

A5版ハードカバー。黒い表紙に赤字のタイトル。「入るな」の文字は特大サイズ。
図書館の新着図書を眺めていたら、この強烈なタイトルが目に入ったので、何となく借りてみて、今日の通勤時に読んでいた。

4月に起きた最初のイラクの日本人人質事件を受けて、緊急出版された本らしい。
要約すると、「プロのNGO」と「(人質になってしまったような)プロ未満のNGO」があって、現地での治安対策ひとつ取ってもこれだけ違いますよ、という話を皮切りに、国際NGOというのはどういう活動をしていて、紛争地、紛争後の地(ポストコンフリクト国)ではどういうことが起こっているのかというようなことを説明した本。

気になったフレーズとか項目、用語を拾い出し。
・「紛争地で人質にされない方法」
・"NGO"(プロフェッショナル)と"ボランティア"(アマチュア)の違い
・「紛争地の魔力」「体験学習」
・"ゲリラ"と"テロリスト"の違い
・インテリジェンス(情報収集・分析)活動の重要性
・「一般市民にとっての『現場』は『現地』(紛争地、ポストコンフリクト国)ではなく『日本』なのである」
・DDR=Disarmament Demobilization Reintegration「武装解除」「動員解除」「社会復帰」
・「平和強制」「平和維持」と「平和構築」
・あらゆる政治問題は経済問題から発生する

4月や今回のイラク邦人人質事件をニュースで見て、そんなところに行かなくてもと思いつつも、どこかその行動力を羨ましく思っている自分には、この本に何度か出てくる「体験学習」という言葉は耳に痛い。
livedoor プロフィール
タグクラウド
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ